勉強会

2023.09.06

淡路島と神戸市垂水にある高性能住宅の
モデルルームにお邪魔させていただきました。

垂水では高性能住宅に築50年の住宅を改修し
耐等級の引上げ、断熱等級の引上げに特化したリノベーション住宅でした。

中古物件を購入し
基礎と構造柱や梁だけを残しその他を全て解体し
断熱材、窓、床下の基礎補強などを行い
断熱等級6以上、今の建築基準法に基づく耐震等級まで性能を上げていました。

工事をする上で様々な工夫や、変わった工法を行っていて
すごく参考になりました。

新築を建てるよりも建設費が2割程安くて済む上に
固定資産税も古い家のまま。

お得に高性能な住宅に住めると詳しい研究データから基づいて教えていただきました。

また淡路島では高性能住宅新築住宅で
LCCM住宅でした。

LCCM住宅とは
生活している状態で電気などの消費を抑えCO2排出量を削減
資材製造や建設時に出るCO2排出量を削減
長寿命化によりライフサイクル全体を通じたCO2削減
の住宅をいいます。

こちらを建設する場合国から補助金が出ます。

高性能住宅なので1階と2階にそれぞれ14畳前後のエアコンを付け
冬場には1階のエアコンで暖房
夏場には2階のエアコンで冷房をするだけで
家全体を快適な気温にすることができる家でした。

各部屋にエアコンが行渡る用に空調換気がついていました。

家の性能が高いと家の光熱費が相当安くなり35年後で考えるとコロナ前の電気代で考えても
建設費と日々の水道光熱費でだいたい同じコストになりました。

色んなデータを取られていて面白い話がたくさん聞けてとても勉強会になりました。

今後データなどを活用してお客さんに分かりやすく
高性能住宅を建てるとどんな効果があり、
どれだけの費用差なのかなど説明できていけたらと思いました。

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